爬虫類の拒食

こんにちは飽懺です

今日は爬虫類の拒食についてお話します

告知:私が使っている用品を本文の下に載せておきますので参考までに
拒食とは飼育している子が餌を食べなくなることです

いつも食べてくれる子が急に餌を食べてくれなくなるのって初心者にとってはものすっごく不安になりますよね

飼われていない方でもこれが原因でなかなか爬虫類を飼うことを躊躇ってしまうという方も少なくありません

私も飼育しているなかで拒食は数多く経験があります

うちの子たちの中でも一番拒食になりやすい子はグリーンパイソンです

グリーンパイソンは一般的に神経質で、その上うちの子はFH(ファームハッチ)なので少し気難しい子なのかと思います

何ヶ月も餌を食べないのこともあったのですごく不安で、少しずつ痩せていくのをみていることが辛くて、強制給仕をしたこともありました

でも後々強制給仕は本当に最後の手段で、それまでに色々と試行錯誤するべきだったと学びました

まず拒食になった場合、そうなった原因を考えなければなりません

原因として考えられることは下の通りです

  1. 何の問題もない季節性の拒食
  2. 飼育環境にその子に合っていない
  3. ハンドリングをし過ぎている
  4. 与えている餌に飽きてきている
  5. トラウマ
  6. 病気になっている

src=”https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3TATD9+1E0FLE+2HOM+69P01″ alt=”” width=”1″ height=”1″ border=”0″ />1番の季節性の拒食ですが、爬虫類は季節の変わり目などを敏感に感じ取っています

秋口から冬にかけて温度や湿度が下がり始めると環境を一定に保っているつもりでも爬虫類たちはそれを察知して餌を食べず極力体力を使わないモードになる習性の種類の子もいます

例えば野生下のボールパイソンならアフリカの雨季に餌が豊富に取れるため活発的になり、乾季になると餌が少なくなるため無理をせず省エネモードとなり餌を食べなくなるというサイクルです

このようなそれぞれ種類の習性を把握する子は重要なことです
2番目ですが1番目と同じで温度や湿度、場合によっては床材等の飼育環境が飼っている子に合っていない可能性があります

飼育環境は同じ種類の爬虫類でも各々違った好みがるので、適しているかどうか状態を見ながら環境を作っていきましょう

3番目のハンドリングのし過ぎは我慢強い子ほど嫌なのに耐えてしまいストレスから餌を食べなくなってしまうこともあるそうです

爬虫類は元来懐くことは無く触れることをある程度は慣れますがほとんどの個体がそういった触れ合いを好まないため、どちらかと言われれば観賞用ペットとして飼ったほうが生体にとっても幸せかもしれません
4番のいつも与えている餌に飽きてしまうことでその餌を食べなくなることがあります

うちではヘビたちにはマウスかラットをあげていますが、稀に食べなくなる子がいる時はヒナウズラやヒヨコを与えると食べたりする子もいます

またレオパには活きたイエコ(ヨーロッパイエコオロギ)を主に与えていますが、人工飼料やミルワームを定期的与えて飽きないような工夫をしています

ただ一点問題があるとすれば新しい味や匂いを知ってしまってそれしか食べなくなるデメリットもあります

これら以外にもレオパではカルシウム剤や整腸剤等ののサプリをかけたりしますが、そのサプリが飽きたり嫌いだったりすると食べなくなる子もいます

餌やサプリに関しては食べなくなった場合、他の商品を試すことをオススメします

5番目は餌に対する何かしらのトラウマが考えられます

例えばヘビならマウス、レオパならイエコの活き餌を与えたときに餌からの反撃をくらって、それがトラウマとなりその餌を食べなくなることもあります

活き餌を扱うときは注意して、小さめの活き餌であまり放置しないように見ておきましょう



最後に6番の病気になっていると基本的に餌を食べなくなります

爬虫類にとって食べ物の消化とはとても大変な作業であり、消化不良をお腹の中で起こして食べ物が腐ってしまうと命に関わるため、病気になった時は食欲が無いのと消化に体力を奪われることを避けるため餌を食べなくなります

病気と判断した場合は急いで爬虫類を診てくれる動物病院に連れて行って下さい

以上のようなことが原因で餌を食べなくなってしまうことがありますが、それまでに餌をしっかり食べていれば1ヶ月程度は大丈夫なので、すぐに強制給仕するのではなくまずは原因が何かを考えて対策することが重要です

病気の兆候も見られない場合はしばらく体重を量りながら様子を見て、季節性の拒食であれば体重はそこまで減りませんので辛抱強く待ち、明らかに痩せてきたならば強制給仕を検討しましょう

いつも言っていますがペットを狭いケージの中で飼うことは究極のエゴなので、せめてペットが過ごし易い環境を提供するのが飼い主の責務ですので大切に飼ってあげて下さい

最後まで読んでいただきありがとうございます

ではまた👋

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感想(2件)

こちらはシャープの加湿器で私の温室が長さ240cm×奥行60cm×高さ180cmですがこの中の湿度を冬でも60~70%に保つには十分な能力があります

ただ冬場で強にしているといっぱいに水を入れても1日もつかどうかぐらいなので毎日水を補給する必要があります

 

 

 

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