アルビノについて

今日紹介するのはアルビノのセイブシシバナヘビちゃんです



正確なモルフはアルビノスーパーコンダで、アルビノは劣性遺伝、アナコンダ(コンダともいう)は前回説明した共有性遺伝なのでこの子はアナコンダの遺伝子を2個持ったスーパーコンダというダブルコンボモルフ

ここで劣性遺伝について説明します

劣性遺伝は共有性遺伝に似ていて劣性遺伝の同じ遺伝子を2個持って生まれる(ホモ体)とその柄や色を表現する遺伝になります

人間の血液で言うとO型やRH-の遺伝子がこの劣性遺伝にあたるのです

ただ共有性遺伝と違うのは劣性遺伝の遺伝子を1個持って生まれる(ヘテロ体)とほぼ表現としては現れません

なので劣性遺伝のホモ体は非常に希少性が高く、高価になってしまうのです

劣性遺伝のダブル・トリプルコンボモルフになるとお値段も非常に高く、トリプルコンボなら100万円を超えることも珍しくありません

遺伝についてはまたおいおい詳しく説明するのでお楽しみに(*´д`*)ハァハァ

アルビノに話を戻しますが、アルビノにはT-とT+の2種類があり、Tはチロシナーゼの略です

チロシナーゼはメラニン色素を生成するために必要な酵素ですが、アルビノはチロシナーゼを全く生成できない(T-)ためメラニン色素が全くなく白くなるが、チロシナーゼが不活性(T+)のため通常よりメラニン色素の生成量が少ないため黒い部分が薄い色合いになります

因みにリューシステックの目にはメラニン色素があるため黒い部分がありますが、アルビノは目のメラニン色素がなく目の中の毛細血管が見えているため目が赤くなるのです

小難しい話を最後まで読んでくださりありがとうございます(人´З`)ァリガchu☆

次回もお楽しみに


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